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フリースペースさくら

フリースペースさくら

学校外で育つ子や親が安心して過ごせる居場所

支援を紹介し繋ぐ「カケハシオキナワ」 フリースペースさくら 片山キャサリン沙織、J-Snake (新里 渉)  2024/05/27

ポッドキャスト

フリースペースさくらは、ホームエデュケーターやホームスクーラーなど学校に通っていない子どもやその保護者が、
好きな日・好きな時間に、利用料無料で気軽に立ち寄れる“居場所”です。

2022年12月、南城市で、地域の皆さんの協力を得てスタートすることが出来ました。

ホームエデュケーションで育っている8歳・5歳の兄弟を持つ母親が居場所を立ち上げ、現在は、同じように学校外で育つお子さんをお持ちの方と一緒に、ボランティアで運営しています。

いつ来てもいい。何をしてもいい。ありのままに。あなたらしく。

子どもたちが、安心できる環境で自由に遊んだり、学んだり、
保護者同士がおしゃべりをしてほっと一息つけるようなあたたかい空間にしたいと思っています。

不登校や行きしぶりのあるお子さんや保護者の方、平日の日中に学校以外で自分らしく過ごせる居場所を探しているお子さんも、いつでも気軽にお越しください。

地域の方や教育・多様な学び(オルタナティブ教育)に関心のある方、子どもと遊ぶのが好きな方、子ども達を見守ってくださるボランティアの方(単発でも助かります)も大歓迎です!

地域の皆さんの力で、全ての子ども達が安心して自分らしく笑顔で育っていける地域社会をつくっていきたいと思っていますので、ご理解・ご支援を宜しくお願い致します。

    支援内容
    下記の内容でお困りの方の支援を行っています
    希望物資提供
    下記の物資提供を求めています
    支援活動のきっかけ、なぜ支援をしようと思ったか
    2人の子どもをホームエデュケーションで育てている中で、学校外で育つ子どもと保護者に対しての物理的・心理的ケアが非常に少ないと身をもって感じていました。
    
    そこで、学校が合わない子ども達が安心して自分らしく学べる居場所や、不登校で悩みや不安を抱えている親子の孤立を防ぐために保護者同士が繋がることのできる場の必要性を感じ、フリースペースの立ち上げに至りました。
    
    現在、チラシやホームページで情報発信をしたり、南城市議会議員や児童民生委員の方々、市の教育委員会、こども課と定期的に意見交換を行いながら、居場所づくりを進めています。
    目指していること・夢・目標
    地域みんなのつながりで、学校に行く・行かないに関わらず、全ての子ども達が安心して育っていける温かい居場所を増やしていきたい。
    
    全ての子ども達が笑顔で生き生きと毎日を過ごし、「生まれてきて良かった」「生きていて良かった」と思える社会になってほしい。
    
    1人1人の多様性を認め合い、皆で支え合って、子どもも大人も共に安心して過ごせる地域社会を目指したい。
    
    課題だと感じていること、みんなに気づいて欲しいこと
    現在日本では、不登校の児童生徒は年々増加し続けています。
    文部科学省は教育機会確保法(2017年施行)の中で、「辛い時は学校を休んでもいい(休養の必要性)」ことや「学校以外の学びの場の大切さ」、「学校復帰ではなく社会的自立を目指す」ことを明記していますが、公教育以外の選択肢は未だ少ないのが現状です。
    
    日本では、教育=学校という考えがまだまだ強く、学校に行かない・行けない子どもやご家族は、心理的・物理的に孤立することも少なくありません。
    一方で、世界に目を向けてみると、多様な教育(オルタナティブ教育)の選択肢があること、子ども自身が自分に合う学びの場所を選んでいることがわかります。
    多様性が求められる今の時代、日本も、学校以外の学びの選択肢を増やし、子ども1人1人の個性に合った教育を子供が自ら選ぶことが出来る社会になっていくことを願っています。
    
    
    あなたは決して1人じゃないよ。
    たとえ学校に行けなくても、他にも居場所はあるよ。
    
    当事者だからこそ、分かり合えることもあると思います。
    お子さんの不登校や行き渋りに関する悩みを周りに相談出来ずに、次第に孤立していくご家庭が、今後少しでも減っていってほしい。
    その思いで、私達はこれからも居場所づくりを続けていきたいと思っています。
    地図