支援団体support

あっとほーむ かめ屋

あっとほーむ かめ屋

遊びにおいでよ児童館 遊びにおいでよあっとほーむ かめ屋

【FM那覇78.0MHzラジオ出演アーカイブ】
支援を紹介し繋ぐ「カケハシオキナワ」
あっとほーむ かめ屋:当山彩子 小林真季子

ポッドキャスト

【活動内容】
あっとほーむ かめ屋では若狭児童館にやってくる子供たちに軽食提供や学習支援それから体験 活動、不登校支援などを行っています。

【軽食提供/食育】
平日夕方は軽食提供、 土曜日や長期お休みの昼食提供を行っています。 日々の調理の手伝いや洗い物に加え、 クッキングや畑の野菜の収穫体験、 苗植えなど子ども達が食に興味を持ち、 楽しく活動できるよう工夫しています。 子ども達が収穫した野菜を使ったメニューや、 郷土料理、季節のメニューなどを取り入れ献立を考えています。 (もちろん子ども達のリクエストも!)
フードバンク 2h、 久茂地・久米郵便局フードドライブ、 地域と子どもをつなぐサポートセンター糸、他たくさんの地域の方々より食材支援をいただき、子ども達への食事に役立てています。

【学習支援/ジューシー塾】
平日夕方の軽食前にプリントを1枚解いています。 夏休み中は宿題のサポートや、 英検対策講座なども行いました。 継続的に子ども達の学習に関わることで、それぞれの学習状況を知り、声掛けや支援に役立てています。
毎週金曜日はジューシー塾として、高校生や大学生によるボランティアが学習サポートを行っています。 学習だけでなく、 子どもの気持ちに寄り添い遊びや対話を通して関り、心の拠り所になっています。学生ボランティアに会うのを楽しみに通う子もいて、 良い関係性を築きながら、今後も学習に向かっていけるよう工夫していきます。

【不登校支援】
学校や家以外の居場所として開放しています。 学習用に Wi-Fi を設置し学校配布のタブレットをつなげて学習したり、 通信制学校の課題等で利用する学生もいます。 学習以外の支援として、個々の興味に合わせて制作や調理、 畑などの活動を取り入れています。
また、不登校・発達凸凹保護者の会 「めぶき」の活動を支援しています。毎月開催のめぶきお話会と手仕事の会では保護者が集まり、子育ての悩み事を打ち明け、 情報交換を行い交流しています。 令和5年度11月に県内の不登校支援団体や、 不登校の児童生徒や親子が出店した、でこぼこマルシェを開催しました。

【体験活動】
子ども達に色々な体験の場をという事で、 年間を通し館行事以外にも地域行事やとのコラボをし、様々な活動を行っています。
夏はお化け屋敷や水かけまつり、子夏まつり。 秋は野外炊飯活動、ハロウィンパーティー。 冬は歳末助け合い募金活動、 クリスマス会、美ら海水族館へ遠足、 児童館交流事業への参加などがありました。随時クッキングや工作を開催しています。
R5 年度 12月は、 ファンケルによる子どもの居場所応援事業として、野球選手との交流・食育講座を開催しプロの野球選手が交流するという貴重な体験をしました。

    支援内容
    下記の内容でお困りの方の支援を行っています
      希望物資提供
      下記の物資提供を求めています
        支援活動のきっかけ、なぜ支援をしようと思ったか

        若狭児童館では、ほとんどの職員が10年近く勤務しており、この10年間の活動を通じて、地域の多くの子供たちが課題を抱えていることに気づいています。そこで、これまでずっとその支援方法について皆で考えてきました。
        令和4年度から公共施設管理団体等が実施する子供の居場所運営事業に対する助成金を受け、これを活用して、こうした子供たちへの支援が可能になりました。そのため、この取り組みを始めたと言えます。

        閉館時間もこれまでは児童館は18時に閉館していましたが、現在は20時まで延長されています。その理由は、結局、親子さんがお仕事から帰ってくるのは19時や20時で、それまで子供たちはお腹が空いています。そこで、駄菓子屋や近くの商店の前でうろうろしていたり、公園で時間を潰している子供たちがいて、私はそれがとても気になっていました。そのため、本当に大事なのはお家での食事ですが、その前に少しだけお腹を満たして待つことができるよう、温かい味噌汁でも飲んでから、少し母親が帰るのを待とうという事です。

        目指していること・夢・目標

        私たちが10年間児童館で働いていると言いましたが、実際に10年前に子供だった人たちが今では私たちを先生と呼んでくれるようになりました。彼らは学習支援や子供たちの見守りに関わってくれることもあります。こうした循環が進んでいくこと、支援や関係性がより深まることを目指しています。

        課題だと感じていること、みんなに気づいて欲しいこと

        見てきて感じている課題は、子供たちが自立する力、特に食事の準備や後片付けなど、食事を通じた生活スキルの不足です。例えば、軽食を提供するだけでなく、子供たちと一緒に料理を作ったり、野菜を収穫したり、食後の片付けを手伝ったりする活動を行うことが重要です。これにより、お家でも食事を作り、片付ける能力が身につくと考えられます。これまでの経験から、そういった生活スキルが不足している子供たちが多くいることを感じました。そうした子供たちに対する支援を強化する必要があると感じています。

        それと学習習慣があまりない子供たちに対し、高校進学が将来の就職に有利であることなどを考えると、少しでも頑張ってほしいという気持ちがあります。また、家庭の基盤が揺らいでいる子供たちの心の支えになりたいと思っています。そういった課題を抱えている子供たちがいることを知ってほしいと思います。

        地図