支援団体support

一般社団法人ステップハウス みんなの食堂 シオンハウス育成会

子ども食堂、子供にかかわらず大人、高齢者の居場所づくり

「みんなの食堂は」シオンハウス育成会(那覇市松川2-16-1)の日髙さんの活動で、松川で子ども食堂、子供にかかわらず大人、高齢者の居場所づくりを行なっている。 青少年自立支援ホームの働きがステップで、子ども、大人関係なく居場所を作る働きがシオンハウス育成会の「みんなの食堂」。

支援を紹介し繋ぐ「カケハシオキナワ」  みんなの食堂 シオンハウス育成会:日高房子さん 2023/03/24

放送音源データ

    希望物資提供
    下記の物資提供を求めています
    支援活動のきっかけ、なぜ支援をしようと思ったか

    日髙さんは1974年から横浜市のメディカルソーシャルワーカーとして役所に勤めた。
    2010年で定年を迎え、沖縄に対する思いがあり、沖縄に恩返しをしたいと思っていた。
    2016年頃に子供の貧困の調査で3人に1人が子供の貧困ということがわかった。
    その時、那覇市に勤めていた後輩から連絡があったのもきっかけで支援を行おうと思った。

    目指していること・夢・目標

    一般社団法人ステップを設立した。
    青少年自立支援ホームで那覇市松川に女子寮、宜野湾市新城に男子寮を7人受け入れ可能にした。
    こちらで養護施設や里親から自立を余儀なくされた18歳〜22歳の方を支援していくことを今後の目標としている。

    課題だと感じていること、みんなに気づいて欲しいこと

    子供の貧困というが、問題は相対的貧困であるということ。
    大人の貧困で親が困窮していることが問題だ。
    子ども食堂もただ運営していればいいというものではなく、根本にある格差が問題だと思う。
    政治がちゃんとしてもらいたい。
    どんな時からでも生き直しができること、障がいがあっても病気があっても支えてくれる国や地域や人々であって欲しい。

    子供たちが今日も明日も食べられないということ、給食しか食べる者がないという子供がどこにいるのか把握できない。

    ある時、水道工事をお願いされた業者の方がいて、「夜に来て欲しい」と言われたので向かってみると親の姿はなく子供だけだった。そのまま工事を進めると子供が漏らしてしまい、業者の方がおしめを変えたという話があった。夜に子供と過ごせない親がいるということをその時に感じた。

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