Child Assault Prevention (子どもへの暴力防止)の頭文字をとったもので、子どもが暴力から自分を守るための教育プログラムです。
1978年にアメリカ オハイオ州で小学生がレイプされたことがきっかけとなって、地元のレイプ救援センターでつくられました。その後全米に拡がり、現在240以上のプロジェクトがあり、世界各国で実施されています。
日本には、1985年アメリカのCAPトレーナー森田ゆりさんによって紹介されました。 現在日本の各地でCAPプログラムが実施されています。
CAPは自分を大切にする気持ちを育てる人権教育です。
【CAPの子ども観】
子どもは、おとなが守ってやらなければ何もできない弱い存在ではありません。
子どももおとなと同じように安心して、自由に、力強く生きる権利をもっています。
何か問題が起こったとき、何とか切り抜ける「内なる力」を子ども自身が持っているので。
「CAPは子どもの内なる力を引き出す教育プログラムです」
子どもはその「内なる力を貯えること(エンパワメント)によって
自分の問題を自分で解決していく力をつけるのです。
支援を紹介し繋ぐ「カケハシオキナワ」特定非営利活動法人おきなわCAPセンター 宮国幸子さん 奥間智香枝さん 2023/05/29
放送音源データ